京人形の世界 -面庄一門による-
会場
武家屋敷 赤井家住宅
実施期間
令和4年5月3日(火・祝)
~
令和4年5月11日(金)
午前10時~午後5時(最終日は午後3時迄)
概要
この度はご縁をいただき、藤堂高虎が築いた風光明媚な伊賀上野城の城下町の一角に有る武家屋敷「赤井家住宅」で京人形展を開催することになりました。
これは私はじめ面庄一門の大きな喜びであります。
本展覧会では京人形の心を伝えるものです。
今日、人形のかたちや素材、作り方は多種多様ですが、表現される人形世界は、優しくも豊かな心情であります。
人形はもともと宗教的な崇拝・祈願などの対象、あるいは愛玩の対象として作られてきたものです。それは現在まで連綿として続けられておりますが、宗教的な色彩から離れた愛玩の対象として、又は節句飾りなどの年中行事へとその場を拡大しています。
昨年、私が加入している京都工芸美術作家協会がこの地で展覧会を開催しましたところ、多くの方々にご来場を頂くことができました。そして昨年に引き続き伊賀上野の方々と人形を通して交流ができれば幸いです。
最後になりましたが、この展覧会を開催するにあたり公益財団法人 伊賀市文化都市協会様に、ご尽力賜りましたことに深く感謝申し上げます。
京人形司十四世面庄 面屋庄甫